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私の山紀行 第36回「山登り22年の記録と記憶から part2」

今回も土と水第78号同様、「22年間の山行記録と記憶から」忘れられない二つの山行について掲載します。ただし、今回は山登りで起きた直接的な出来事ではなく、間接的に山登りで起きた出来事です。

1作目は、平成30年10月21日(日)に燧ガ岳に登ったとき、妻が言った一言が忘れられない山行となった、「山での恐怖はいろいろあるが」です。酔った勢いで妻に言ってしまった一言が、時間を超えてブーメランのように返ってきたとき、とてつもない恐怖を感じました。修行のような山行でしたが、それでも燧ガ岳は大好きな山です。

2作目は、令和3年5月8日(土)に半田山に登ったときの出来事です。数年前から山行の記録に『登山用アプリ』を使用しています。一週間ほど前に雨で山に行けず映画を観た感想を記事にして投稿しました。半田山の活動日記を投稿した翌日、活動日記を読んだユーザーが「映画鑑賞」の記事に対してコメントを送ってきてくれました。そのコメントは、とても暖かくまたしても忘れられない山行になりました。「登山用アプリで新たな感動」です。

書き終えて感じたことは「やっぱり、山登りはやめられない」

【1作目「山での恐怖はいろいろあるが」】

私の趣味は登山。山でのリスクは、道迷いや滑落転倒そして野生動物の襲撃など様々ある。恐怖に直面したとき、できるだけ冷静な行動を心がけている。2018年秋に、尾瀬の名峰燧ガ岳に登った。最高峰の柴安〜で、心穏やかに風景を眺めている時だった。妻が何気に言った言葉が、私を恐怖のどん底に陥れた。

2005年秋から健康のために始めた禁煙と弁当持参が功を奏し、コンビニへ行く回数が極端に減った。そして年齢とともに飲み会も減り、少しずつ小銭がポケットにたまりだした。そして、一日の終わりに、円筒形の貯金箱に100円と500円玉を入れるのが日課となり、いつしか貯金箱が4缶になった。ずっしりとした重量感に耐え切れず開けてみると、大台を超えた小銭が入っていた。このまま机の中に置くのも不安のため定期預金にして、肌身離さず通帳を持ち歩いていた。

久々に妻と酒を酌み交わした時、酔った勢いで、だらしなく「俺ヘソクリいくらあると思う」「内緒」と、話をしてしまったらしい。それから数か月が過ぎ、顧客との打ち合わせで急遽東京へ出張となった。予定外であったため、時間に追われ慌てて新幹線に乗った。一息ついて資料を整理、すると鞄を変えてきたためお気に入りの名刺入れがないことに気づいた。私の性格は几帳面で、あるべきところにあるべき物がないと、仕事に集中が出来ない。すぐに妻に連絡をして、いつもの鞄の中を隅から隅まで確認してもらった。名刺入れはキチンと収納されていることを確認、商談は無事終了した。

2018年10月21日に1年ぶりに秋の尾瀬ケ原を満喫するため、燧ガ岳に登った。南会津の山々特有の甘い香りがする樹林帯を抜け、草紅葉と地とうの湿原を二つ超える。山頂直下のがれ場を過ぎると、最初の頂『俎嵓』に着く。周辺の山々の風景に心を癒されながら歩き、双耳峰の最高峰『柴安嵓』に登山開始から2時間47分で到着した。周囲を見渡せば会津駒ヶ岳、男体山や奥白根山をはじめとする日光連山、はるか彼方に富士山、尾瀬のもう一つの主役である至仏山が、黄金に輝く尾瀬ケ原の西南にたおやかな山容を見せている。眺望に満足していると、妻がニヤリそして一言「本当にヘソクリは大台を超えたんだね」一瞬背筋がぞぉーっと、秋風に冷えた体が震えた。「俺のヘソクリは」頭が空っぽになり、冷静を保てなくなり、下山時の記憶は完全に欠落してしまった。

年齢とともに山でのリスクを回避することは重要だ。そのため、経験そして正しい知識を学ぶことを心掛けている。それでも、体力は衰えていくため、学んでも学んでも知識は追いつかない。そして妻との関係は、リスクを回避するような手引書はなく、年齢とともに難しくなってきている。それでも精進して、共に楽しく山に登って行きたい。

【2作目「登山用アプリで新たな感動」】

私の趣味は映画鑑賞と登山だ。二つの趣味が合体、アプリを通して感動的な体験をした。登山でスマホアプリを活用している。アプリは、電波の届かない山の中でも現在地を知ることができ、道迷いや遭難を防ぐため使用を始めた。登山中は軌跡や写真を記録する、そしてユーザーのスマホが互いに通信をして、誰と何人すれ違ったかを知らせてくれる。そして、自分だけの活動日記として保存、ユーザーに公開をして山好きが集まり、それぞれが勝手に山自慢をすることで、さらに登山を楽しむことができる。行動を記録するため思っていたアプリが、予想もしない出会いを実現させてくれた。

五月連休後半、連日の雨で新緑の山に行けず、以前から相棒が観たいと言っていた、映画『ブータン山の学校』を観に行った。『ブータンの若い教師の話で、都会に憧れ移住を計画していた。その矢先、上司から険しい山の中にある小さな村の小学校に赴任するよう告げられる。電気もない村で、青年は人々のやさしさ、ヒマラヤ奥地の自然の美しさに魅了される。ラストは海外へ移住をしたものの、都会の生活に疲れ、ブータンへの思いを強く募らせていく』という内容だった。美しく厳しい、自然の中で純粋に生きる人々に心を打たれた。子供たちは、貧しい生活をしているが、素朴で豊かな表情をする。実際に村の子供と知り、また感動した。余韻に浸りつつ、アプリに「雨で山に行ず、でも良い映画を久しぶりに観て感動」とつづり、ポスターを添付して投稿をした。

その一週間後、新緑が美しい福島県北部の半田山へ行った。新聞の記事に、『シラネアオイが見頃』と掲載されたこともあり、老若男女多くの登山者が新緑を満喫していた。シラネアオイそして紅葉のような彩鮮やかな山の美しさに、満足して登山を終えた。自宅に戻りデータを確認する。本日、すれ違ったアプリのユーザーは六名だった。早々日記を作って投稿、そして翌日一人のユーザーからコメントが送られてきていた。

その内容は活動日記についてではなく、映画についてだった。投稿した過去録から、映画ポスターに気づき驚いてコメントを寄せてくれた。内容は『私は、友人のお坊さんとブータン国王に手紙を書き、国樹イトギスの苗を送ってもらいました。その関係で、映画会社から依頼があり、ブータン山の学校を誠意宣伝中です。ご鑑賞ありがとうございました』と。

ブータンの関係者と、アプリを通じて知り合えるとは、本当にびっくり。映画に共感して山ともが増えることは、心をさらに豊かにする。顔も名前も知らないが、今でも映画と山の話で、楽しくコミュニケーションをしている。アプリの新たな使用方法に気づいた。

第79号 2022年2月号 表紙
第1章 新年のごあいさつ・V2Xの概要
第2章 地盤の問題と地盤調査(1)[シリーズ3回]
第3章 指定避難所としての協定と自社防災訓練について
第4章 福島県の湧水シリーズ 郡山市の湧水を訪ねて・・・「滝の弘法清水」
第5章 ふくしまゼロカーボンDAY! 開催
第6章 私の山紀行 第36回「山登り22年の記録と記憶から part2」
第7章 ウルトラマンとの日常そして和菓子が美味しい須賀川市
第8章 新協地水のお天気フィラー第2弾放送中!【制作メイキング話 part2】
土と水メニュー
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    2025年4月16日
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