Skip to content
新協地水株式会社[土と水の総合コンサルタント]新協地水株式会社[土と水の総合コンサルタント]
新協地水株式会社[土と水の総合コンサルタント]
  • 会社概要
  • 営業案内
    • 技術部地質調査、原位置試験・計測・点検、解析
      • 地質調査
      • 原位置試験・計測・点検
      • 地盤解析
    • 工事部さく井工事・井戸メンテナンス工事、鋼管杭工事
      • さく井・井戸メンテナンス工事
      • 鋼管杭工事
      • 環境教育サポート
    • 資源開発部地中熱利用の普及に貢献
      • 地中熱利用の展望
      • 地中熱利用の技術開発
    • 国際部杭先端翼部品の製造・販売
      • 杭先端翼の製造・販売
      • 回転貫入鋼管杭工法アルファウイングパイル
      • 杭状地盤補強工法Σ-i(シグマ・アイ)
  • 資格者一覧
  • 土と水
  • SDGs
  • ZEB
  • 採用情報
    • 採用情報応募
    • お問い合わせ
  • 新着情報
 
  • 会社概要
  • 営業案内
    • 技術部地質調査、原位置試験・計測・点検、解析
      • 地質調査
      • 原位置試験・計測・点検
      • 地盤解析
    • 工事部さく井工事・井戸メンテナンス工事、鋼管杭工事
      • さく井・井戸メンテナンス工事
      • 鋼管杭工事
      • 環境教育サポート
    • 資源開発部地中熱利用の普及に貢献
      • 地中熱利用の展望
      • 地中熱利用の技術開発
    • 国際部杭先端翼部品の製造・販売
      • 杭先端翼の製造・販売
      • 回転貫入鋼管杭工法アルファウイングパイル
      • 杭状地盤補強工法Σ-i(シグマ・アイ)
  • 資格者一覧
  • 土と水
  • SDGs
  • ZEB
  • 採用情報
    • 採用情報応募
    • お問い合わせ
  • 新着情報
第9章 災害に強いまちへ「大熊町ゼロカーボンへの取り組み」

2025年4月、福島県双葉郡大熊町を訪れました。福島県は大きく分けて会津地方、中通り、浜通りの3地方に分類されます。新協地水本社が所在する郡山市は福島県の真ん中を縦断する中通りに位置し、今回ご紹介する大熊町は浜通り。浜通りの冬は雪が少なく、海に面した比較的温暖な気候です。そのような穏やかな町に文字通り激震が走りました。大熊町は14年前、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により、町内全域に避難指示が出されました。2025年現在、未だ大熊町の約50%が帰還困難区域となっており、町民の多くが県内外で避難生活を余儀なくされています。

今回訪問したのは常磐線大野駅西側に位置する大熊町産業交流施設「CREVA(くれば)おおくま」内の大熊るるるん電力㈱事務所。そこで大熊町ゼロカーボン推進課の羽田さんから話をお聞きしました。(以下羽田さんで表示)

◆るるるん電力はいつどのような目的で設立された のでしょうか?
羽田さん:大熊るるるん電力㈱は、2021年9月にゼロカーボン実現を目指す大熊町とそのパートナー企業である㈱エイブル(現:㈱ビーエイブル)等により設立され、再生可能エネルギーの地産地消を達成することにより、持続的で主体的な地域づくりへの貢献を目的としています。大熊町は、福島第一原子力発電所事故により全町避難という故郷を追われる痛みを経験しました。このため、「気候変動によって同じ痛みを味わう人々が生まれてほしくない」という強い思いから2020年2月にゼロカーボン宣言し「地球温暖化」という人類共通の課題に率先して取り組んでおり、こどもたちが誇りをもって語れる「人と地球にやさしいまちづくり」を進めております。

澄み切った青空を映すソーラーパネル

◆大熊町とるるるん電力の関係性は?
羽田さん:大熊町は大熊るるるん電力㈱設立にあたり、出資金75%を出資する株主(オーナー)であり、このため、社名の由来は、「創る」「巡る」「贈る」から「る・る・る大熊」としています。

◆どのような取り組みをされていますか?
羽田さん:町の公共施設や企業等への電気供給の他化石燃料に頼らない持続可能なまちづくりを目指し、下野上地区を先導的エリアとして町が整備したスマートコミュニティを運用。中学校跡地にメガソーラー1.8MW、大型蓄電池4MWhを設置し、同エリアに供給しています。

↑ずらっと並んだ蓄電池  ・受変電設備群
大野駅西口エリアに整備が進む新施設

羽田さんにCREVAおおくま内と下野上スマートコミュニティを案内していただきました。また、CREVAおおくまでは太陽光発電を備えるなど、省エネ水準もNearly ZEBとなっています。スマートコミュニティのメガソーラーエリアでは、ソーラーパネルに澄み切った青空を映し壮観で、不思議と15年前までの子供たちが授業を受けたり、校庭で走る様子が見えるようでした。大熊町を訪れてみて、復興はまだまだと感じたのは事実です。できたばかりの美しい施設に対して生気のない旧民家。どこで生活必需品を購入するのだろう、震災前の商店街は解体されてしまったと伺ったけれどお店や食堂などはあるのだろうか。羽田さんにお聞きして大熊町役場周辺へ移動してみました。

大熊町役場周辺の大川原地区には2021年にオープンした交流ゾーンがあります。交流施設「linkる(りんくる)大熊」、宿泊温浴施設「ほっと大熊」、商業施設「おおくまーと」が隣接しており、多目的ホールでのイベントや会議の開催、日帰り入浴・宿泊、コンビニエンスストアや飲食店の利用ができます。本日はそのひとつ、商業施設「おおくまーと」の中の和食さかいさんでランチをとることにしました。

CREVAおおくまのテラスから大野駅を眺める

定食やどんぶりなどメニューが多く、毎日訪れてもお昼が楽しみになりそうです。お酒の種類も豊富で、みなさんの憩いの場となっていました。ソースカツ丼と豚生姜焼き定食はボリュームがあって舌もお腹も満足させていただきました。ほかにも飲食店が並んでいますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。先述の大熊町産業交流施設「CREVA(くれば)おおくま」には商業施設「クマSUNテラス」が隣接しており、キッズスペースでお子様も遊べますし、県外から出店されている飲食店もあります。

郡山市から車で1時間30分~2時間、大熊町を直に見て、体感してみなさんで大熊町を応援していきませんか。

和食さかい
ソースカツ丼
紹介した施設のホームページ

*新協地水(株) 総務部(土と水編集長)

第89号 2025年6月号 表紙
第1章 吾妻山の火山防災と火山ガス災害〈全4回〉[その3]
第2章 小さなまちから、世界へ「天鏡株式会社」 紹介
第3章 新入社員紹介
第4章 福島県の湧水シリーズ 石川町の湧水を訪ねて・・・「小和清水」・「塩沢鉱石水」
第5章 新協地水 主な取り扱い工種のご案内
第6章 「水」のコンサルティング 井戸などの地下水利用全般の相談
第7章 さく井工[ロータリー工法] 地中深くの水を利用するために
第8章 私の山紀行 第46回「福島の春爛漫! 息吹を感じる低山トレッキングの誘い」
第9章 災害に強いまちへ「大熊町ゼロカーボンへの取り組み」
土と水メニュー
  • 第89号 2025年6月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
    • 第8章
    • 第9章
  • 第88号 2025年2月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
    • 第8章
  • 第87号 2024年10月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
    • 第8章
    • 第9章
    • 第10章
  • 第86号 2024年6月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
    • 第8章
  • 第85号 2024年2月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
  • 第84号 2023年10月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
  • 第83号 2023年6月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
    • 第8章
    • 第9章
  • 第82号 2023年2月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
    • 第8章
  • 第81号 2022年10月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
  • 第80号 2022年6月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
  • 第79号 2022年2月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
    • 第8章
  • 第78号 2021年10月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
  • 第77号 2021年5月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
  • 第76号 2021年1月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
  • バックナンバー
新着情報
  • 「土と水」第89号 2025年6月号を公開いたしました
    2025年6月4日
  • ゴールデンウィーク中の営業に関しまして
    2025年4月16日
  • 「土と水」第88号 2025年2月号を公開いたしました
    2025年2月3日
お問い合わせ







送信前に問い合わせ内容を確認

アクセス
新協地水株式会社[土と水の総合コンサルタント]