登山を始めてから15年ほどは、厳冬期の安達太良山や吾妻山に登っていた。厳冬期であっても寒さはそれほど感じることはなかった。寒いという感覚よりも『白銀の世界』という幻想的な風景を目の当たりにした感動が大きく勝っていた。いつからか「手が冷たい、足が冷たい」と感じるようになった。登山家が使用する本格的な冬山用手袋を購入し、カイロをつま先から首まで装着、完全武装で挑んだが感動より寒さによる痛みが勝ってしまった。いつしか、晩秋から早春にかけては暖かい浜通りや茨城の山を中心に登るようになった。
いわきの山にもたびたび登っているが、ここ最近は奥久慈の山に魅了されている。この地域は、阿武隈高地の南端部、そして八溝山地の北部に連なる山域に位置し、標高は低く400mから1000m程度の山々が連なっている。また、久慈川やその支流によって刻まれたV字谷の渓谷が観られるのも魅力的だ。
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