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東京電力福島第一原発事故により、避難地域になっていた双葉郡葛尾村で、住民帰還に向けた賠償井戸工事が始まっています。 請戸川源流域にあたる葛尾では村民の多くが沢水を生活用水にしていました。安全で安心な生活用水を得るために、東京電力が希望する住民に1世帯1本の深井戸を賠償することになったのです。
一般社団法人福島県さく井協会は、東京電力と葛尾村と交渉し、賠償深井戸をすべてさく井技術協会が施工する契約を結びました。この工事を進めるために、協会会員12社で「葛尾村賠償井戸工事共同企業体」を結成し、総力を結集して施工にあたっています。
賠償井戸工事は、施工を担当する「共同企業体」と、住民の契約・金銭授受を代わりに行う「代行会社」の2つの組織で対応しています。現在共同企業体には5人、代行会社には2人が、専従職員として派遣されており、年内100本、年度内150本の井戸の完成引き渡しを目指して、大奮闘中です。また、会員各社から、井戸掘削施工班8~10組、設備施工班5組が現場で作業にあたっています。一つの村にこれだけ多数の深井戸工事の機械・人員が終結することは、おそらく県内・東北地方では例のないことと思われます。
共同企業体は、工事のスピードアップ・作業の安全・住民満足の3つの課題に挑戦して、生き高く頑張っています。

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