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新協地水株式会社[土と水の総合コンサルタント]
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花火とともに [─浅川町─]

福島県中通りには、花火といえば思い浮かぶ町が2つあります。(あくまで個人の印象ですが)ひとつは土と水2022年新春号で紹介した私の出身地である須賀川市の釈迦堂川花火大会。もうひとつは福島県の南部に位置する浅川町の慰霊花火。浅川町の花火大会は毎年8月16日に開催され、訪れた人々に感動をもたらしています。新型コロナウィルス感染予防として3年間、開催を中止していましたが、今年3年ぶりに開催されました。まだ浅川町の花火を観ていない私に、過去に訪れたことのある家族は「素晴らしいよ」と勧めてくれますが、今年も観ることが叶いませんでした。(大きな声では言えないのですが、ちょうど開催日前に流行り病に罹ってしまいました)花火大会は次回に楽しみにとっておくことにし、花火の里といわれる浅川町の魅力に迫ってみることにしました。

浅川町の花火の起源と魔除花火

その起源は諸説が伝えられていますが、諸説を特定することはできません。一説によれば、江戸時代中期からはじまったとされ300有余年の歴史があり、福島県内最古の伝統を持つ花火大会と言われています。浅川の花火は、寺花火とも言われており、古くから僧侶による供養が行われていました。現在でも花火打ち上げの前には、花火起源の一つである一揆騒動説の首謀者が処刑された「弘法山公園」において、神仏混交の慰霊祭が粛々と執り行われ、この地で起こった一揆騒動の犠牲者や古くは戊辰戦争、日清、日露、太平洋戦争の戦没者の供養を行っています。

花火大会を主催するのは、町の市街地を二分する荒町、本町の両町青年会の若者であり、花火大会では、「早打ち」などの打ち上げを行うほか、慰霊祭も挙行しこの歴史ある町の伝統行事を継承しています。

花火大会では、趣向を凝らした大小数千発の打ち上げ花火が夜空を彩ります。なかでも浅川の花火の呼び物となっているのが、「大からくり」や「地雷火」です。浅川町内を見下ろす城山の山肌で炸裂する「地雷火」は迫力満点、浅川の花火のクライマックスを飾ります。他所では見られない「地雷火」、この城山での光景を一目見ようと毎年、町内外から3万人以上もの見物客が訪れます。

また、毎年元旦の午前0時より、除夜の花火と称して慰霊花火108発が打上げられます。冬の花火は夏の花火とは違った趣があり、一年の計を占い元朝参りの人々が祈りを捧げます。

(浅川町ホームページから抜粋)

浅川町商工会の方にお話を伺ったところ、浅川町では花火は夏の風物詩としてだけではなく、季節ごとに花火を打ち上げるそうです。春の花火は中止したとのことですが、直近ですと11月3日の花火の里あさかわさんぎょうまつりにて花火を観ることができるそうです。また、ホームページの抜粋にもありました通り、元旦の午前0時より白山比咩神社除夜の花火として108発が打ち上げられるそうです。夏の花火を見逃した方もぜひ一度訪れてみませんか。今年の日程などの詳細は浅川町役場、浅川町商工会までお問い合わせください。

魔除花火とは、浅川町商工会で受注販売されている名産品です。浅川町では、新築祝いとして贈ったり、魔除けとして軒先に吊り下げて使用するそうです。現在は受注されて製作に取り掛かります。取材時に見せていただいた最大の魔除花火は直径24cm。花火の殻を使用して作られたものとはいえ、ずっしりと重さが感じられます。魔除花火のサイズは直径2.5寸(70mm)~尺玉(240mm)があります。以前はひとまわり大きなものも作られていたようですが、最近は240mmの発注が多いそうです。次に見せていただいた魔除花火が愛らしくて、思わず声を上げてしまいました。身に(ミニ)魔除け花火は直径12mm・27mm・40mmの三種類で、紐も手作りで色など同じ仕様はないそうです。世界に自分だけの身に魔除け花火。お好きな色の紐を探してみるのも良いですね。こちらは商工会ですぐにお買い求め可能です。なお、在庫は事前にご連絡されることをおすすめします。手ごろな大きさで、バッグや車に飾ることができます。

【魔除花火の由来】 〈魔除花火購入時説明書より〉

全国でも珍しい永い伝統行事であり、浅川町両町青年会が代々継承してきたものである。青葉城が落成以後三百年程、当地は幕府直轄の天領として代官所が設けられ、数々の処刑が執行された。浅川の花火は処刑された先人の霊を供養するため、毎年の盂蘭盆行事(八月十六日)として続けられてきた。その供養碑が永昌寺境内に祀られている。紙が貴重だった時代、打ち上げる花火のカラに神社の御札が使われることが多かった。その為、御札による魔除け、また焔硝(えんしょう)の臭いの悪疫退散、無病息災、五穀豊穣の願いを込め、打ち上げた後の花火を軒先に吊るす習わしとなっている。

浅川町商工会 石川郡浅川町東大畑大名大塚50  月~金 TEL0247-36-2161

福島県で唯一の即身仏 弘智法印 宥貞

福島県に即身仏があり、しかも拝観できるのをご存知でしょうか。即身仏は多くが東北、特に山形県庄内地方に分布しています。30年ほど前、即身仏に関するドキュメンタリーに出会い、幼心にその衝撃たるや。いつかこの目で拝観したいと思いつつ、機会に恵まれず。今回浅川町で出会うことができたのは、私にとってこのタイミングが運命だったと思っています。案内して頂いたのは、管理されている小貫即身仏保存会の薄井さん。薄井さんは「宥貞さん宥貞さん」と気さくに呼びかけ、地元の方々に永く慕われる存在と分かりました。祀られている薬師堂には、入定に使われた石棺、木棺も展示されています。いざ宥貞さんのお顔を拝見すると、薄井さんのお話のとおり、とても穏やかな表情。胸が熱くなり、自然と涙が溢れました。天正19年に島根県で誕生した宥貞さんは、幼い頃から仏教の教えに心ひかれ、23歳で仏門修行に入りました。その後諸国行脚へ旅立ち、最後の信仰の地、小貫東永山観音寺住職となりました。悪病に苦しむ人々を救済するため、入定したということです。浅川の人々に語り継がれ、愛され続けている宥貞さん。薬師堂では、宥貞さんが入定されるまでの史実を詳しく知ることができます。保存会の薄井さんのお話が大変興味深く、心揺さぶられます。ぜひ一度宥貞さんに会いに行かれてはいかが?

【即身仏とは】 諸説あります 〈即身仏 弘智法師 宥貞パンフレットより〉

生前から厳しい修行を積み重ねた修験者が、自らの罪や穢れを除くと共に、永遠の生命と肉体を得ることにより、未来永劫に亘り、飢饉や疫病に苦しむ衆生を救うため、一身を捧げることを自身の意志によって実践するものでした。即身仏を志した行者は、木喰行(もくじきぎょう)に入ります。五穀断ち(米、麦、粟、稗、豆)から始め、次には十穀断ちへ進み、山草、木の実だけを食して命を繋ぎながら体脂肪や水分を極限まで落として、地下に穴を掘り、石室(いしむろ)を築いて断食をしながら土中入定(どちゅうにゅうじょう)します。行者は、鈴を鳴らし仏の名を唱えながら息絶えます。鈴の音が聞こえなくなると入定したとされ、3年3か月後に掘り起こされ即身仏となります。真言宗では、宗祖弘法大師自身が、高野山金剛峰寺奥の院に入定し即身仏になられたと伝えられています。

吉田富三博士へ逢いに

浅川町は世界的病理学者吉田富三博士の出身地で、素敵な記念館があります。吉田富三博士は1903(明治36)年、浅川町の造り酒屋の長男として生まれました。幼い頃から大変な秀才で、学校の先生は富三の才能を早いうちから評価していました。その時代、長男といえば家督を継ぐのが当たり前だった時代に、富三の両親は人のためになることをしなさいと富三を東京へ送り出します。その後東京帝国大学医学部へ進学し、世界で初めてラットの肝臓癌生成に成功しました。また、癌細胞の究極の姿とも言われる液状の癌を発見しました。

後に『吉田肉腫』と呼ばれるこの癌細胞の発見が、世界の癌研究を急速に進展させることになりました。また博士は、医療制度の改革や、国語政策への提言も積極的に繰り広げました。

博士はハンサムな方で、収集していたおしゃれなネクタイなどの展示もあります。研究道具を自作していたことからも、器用で柔軟な考え方の持ち主であることも窺えます。事前に記念館へご連絡入れていただくと、職員の方から説明を受けることができます。博士の生涯をまとめた映像も上映されておりますので、お子様でも博士の功績や人物像を知ることができます。

ボリューム尺玉級! 和食の店 天婦羅まるみ

大きな大きな海老天が乗った天丼の横でパチパチと火花を散らしているのは花火です。半ジャンボ天丼を注文すると、花火のサプライズ。半ジャンボ天丼はジャンボ海老天が1尾、ジャンボ天丼ですと2尾が乗ります。女性おひとりで召し上がるなら半ジャンボ天丼がちょうど良いかもしれません。定食から丼物まで、ご家族やお仲間、おひとりでもお気軽にそしてボリュームにご満足いただけます。

サクサクの揚げたて天婦羅をぜひ!

夜はお酒好きな方には、日本酒を楽しむお店としても喜ばれます。

【最後に】
この度取材でお逢いしたすべての方々が本当に温かく迎えてくださり、お忙しい中にも関わらず、説明も丁寧にしていただき、人とのつながりって良いものだなあと思わせてくれたのが浅川町です。ふるさとに帰ってきた安心感を味わいに浅川町へおいでください。

新協地水ではSNSでの情報発信を始めます。

グルメ情報をはじめ、様々なジャンルをお届けしますので、ホームページをご覧になり、フォローをよろしくお願いいたします。

第81号 2022年10月号 表紙
第1章 安達太良火山と私たち
第2章 地盤の問題と地盤調査(3)[シリーズ4回]
第3章 新入社員紹介
第4章 福島県の湧水シリーズ 福島市の湧水を訪ねて・・・─信夫山の湧水と歴史を探索して─
第5章 私の山紀行 第38回「地球温暖化の夏山、それでも頂を目指して!」
第6章 花火とともに [─浅川町─]
第7章 お天気フィラー放送中!【制作メイキング話 part4】
土と水メニュー
  • 第88号 2025年2月号
    • 第1章
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    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
    • 第7章
    • 第8章
  • 第87号 2024年10月号
    • 第1章
    • 第2章
    • 第3章
    • 第4章
    • 第5章
    • 第6章
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  • 第86号 2024年6月号
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    • 第1章
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  • 第78号 2021年10月号
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  • 第75号 2020年4月号
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    • 第2章
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  • ゴールデンウィーク中の営業に関しまして
    2025年4月16日
  • 「土と水」第88号 2025年2月号を公開いたしました
    2025年2月3日
  • 年末年始の営業に関しまして
    2024年12月3日
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